宀がうかんむり、冖がわかんむり

漢字の上部にある「宀」と「冖」は形が似ています。「家」「安」「室」の上にあるはうかんむり、「冠」などに見られるはわかんむりと呼ばれます。名称を覚えると、部首検索で迷いにくくなります。

見た目では、上の点が大きな違い

宀は上に点があり、その下に左右へ広がる線があります。冖には宀の一番上に当たる点がありません。小さな文字やフォントでは線の形が違って見えることもあるため、装飾ではなく「構成上の点があるか」を見ます。

うかんむりは、屋根や建物を連想すると覚えやすい

宀は屋根をかたどった形に由来すると説明され、「家」「室」「宿」「宅」「宮」など建物・住まいと関係する字に見られます。「安」「守」のように、意味が直接「家」ではない字にも使われますが、屋根の下というイメージは記憶の手掛かりになります。

わかんむりは、上から覆う形として見る

冖は、上から覆う形を表す構成要素として説明されます。現代の常用漢字で部首として目にする機会は宀より少ないため、先に形を覚え、「宀ではない方」と区別する方法も実用的です。

画数検索では二画・三画の違いに注意する

冖は二画、宀は三画として扱われます。部首の画数から字典を引くとき、この一画の差が検索結果を変えます。見慣れない字を探すときは、部首候補と総画数の両方を試してください。

似た部首は、代表字をセットにする

「宀=家・安・室」「冖=冠」のように代表的な漢字を一緒に覚えると、部首の形だけを単独で暗記するより定着します。部首の位置名については部首の位置の名前も参考にしてください。

学習のポイント:宀は三画で上に点があり、冖は二画。フォントの細部より、点画の構成と代表漢字で見分けましょう。