TWO-KANJI WORD
「神字」
シンジ・ジンジ
01
COMPOSITION
構成する漢字
02
READING
読み方
読みの候補
シンジ、ジンジ
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。03
MEANING & USAGE
意味と使い方
神代文字(じんだいもじ、かみよもじ)は、漢字伝来以前の日本に存在したと主張されてきた、固有の文字のことである。国語学的に見て完全に否定されている。
通説において、日本には漢字以前に書記体系は存在せず、日本独自の文字である仮名文字が出現するのは9世紀から10世紀のことである。「上古の日本に何らかの文字体系があった」とする説は、すでに鎌倉期から卜部兼方などが提唱していたが、神代文字に関する議論が特に盛んになったのは近世のことである。この時代、多くの神代文字が「発見」され、平田篤胤ら神道家によって盛んにその実在が主張されるようになったが、こうした文字の存在を疑う声は、当時からすでに大きかった。
近代に入ると、神道系新宗教によって、盛んに神代文字により書かれた古史古伝の存在が喧伝され、こうした文書は政官界にすら強い影響を与えることがあった。また、国学者のあいだでも神代文字を信じる者がいた。これゆえ、当時の国語学者はその存在を黙殺することができず、これを繰り返し否定する必要があった。山田孝雄による神代文字否定論をもって、神代文字の真偽が学術的に鑑みられることはなくなった。山田以来、神代文字の存否を論じるような研究は途絶えたが、神代文字という概念は近世・近代の思想潮流を大いに反映するものであり、思想史の観点から研究が続けられている。
04
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