「高専」
コウセン
構成する漢字
読み方
コウセン
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。意味と使い方
高等専門学校(こうとうせんもんがっこう)は、学校教育法を根拠とし、「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成すること」を目的とする日本の学校である。中学校卒業程度を入学資格とし、修業年限5年(商船に関する学科は5年6か月)の課程のもと、後期中等教育段階を包含する一般教育と、主に工学・技術・商船系の専門教育を一貫して施すことにより、実践的技術者を育成することを目的とする高等教育機関と位置付けられている。一般には高専(こうせん)と略される。
「完成教育」を標榜する教育機関であることから、5年制の課程を終えた卒業生の過半は就職を選択する傾向にあるが、大学や専門学校などの高等教育にさらなる進学をする卒業生も増加傾向にある。前者、すなわち就職希望者に対する求人倍率は常に高校卒・大学卒を大きく上回り就職率はほぼ100%となっている。更に進学意欲のある学生に応えるため、高専卒業生を受け入れ対象にする2年制の専攻科(4年制大学の専門年次相当)が各校に設置されている。高専内部では便宜的に、5年制の課程を本科もしくは準学士課程、専攻科を学士課程と称している。後者、すなわち進学を希望する高専卒業生は、高専によって異なるが、概ね20~50%の卒業生が大学進学を希望し、これら志望者には本科卒業後に大学への編入学が認められている。
本科(5年課程)の卒業生は準学士と称することができ、さらに本科卒業後に専攻科(2年課程)を修了した者は、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の審査を経て学士(主に工学)の学位を取得できる。学士の学位を取得した者には、更には大学院進学の道もある。
2024年4月4日時点で58校(国立51、公立3、私立4)、本科の入学定員は約1万人と、大学や入学時の学齢が同じ高等学校と比べ、少規模な学校種となっている。