「類魂」
ルイコン
構成する漢字
読み方
ルイコン
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。意味と使い方
類魂(るいこん、英語: group soul)とは、現代の心霊主義(スピリチュアリズム)における霊魂とその再生(輪廻転生)の概念のひとつで、精神的な存在の霊魂はグループに属し、人生経験を共有し霊的進化の道を進むという考え。 英語のgroup soulの訳語で、カタカナ書きでグループ・ソウルとも書かれる。超心理学・心霊研究家であったフレデリック・マイヤースの死後、霊媒ジェラルディン・カミンズが、故マイヤースによる霊界からの通信であるという一群の文章で示した霊魂論である。日本語の「類魂」は、心霊研究家の浅野和三郎がカミンズ著『永遠の大道』にあるgroup soulを「類魂」と翻訳し、現代の心霊主義においてその言葉が定着した。心霊主義で人気のある「守護霊」を説明する理論として持ち出されることもある。支持者は、数多ある転生説の間にある矛盾点を解消する理論と考えている。
マイヤースは、潜在意識とテレパシーによって心霊現象を説明しようとし、識閾下の部分(無意識)での相互のコミュニケーションが存在するに違いないと考え、テレパシーなどの研究を行った。類魂説は、マイヤースがこれらの研究を死後に深め、発展させたものであるとされている(生前から唱えていたという意見もある)。
マイヤースの生前の学説における研究だけでなく、西洋の秘教(エゾテリズム)、黄金の夜明け団など西洋魔術にも、個々の精神的存在は思念のグループを構成し、互いに影響し合うという類似の概念が見られる。それらは現代のオカルティズム・神智学等では、 Egregore(エグリゴル)、thoughtform(思念形態、想念形態)、collective group mindなどと呼ばれる。
日本では浅野和三郎により、神道にある分霊の概念による解釈がなされている。