「天方」
テンホウ
構成する漢字
読み方
テンホウ
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。意味と使い方
メッカ(アラビア語: مكة Makkah [ˈmækkæ])は、サウジアラビアのマッカ州(歴史的にいえばヒジャーズ地域)の州都である。正式名はマッカ・アル=ムカッラマ(مكة المكرمة Makkah al-Mukarramah 「栄光あるマッカ」)。別名、ウンム・アル=クラー(أم القرى Umm al-Qurā 「町々の母」)。サウジアラビア政府は、1980年代に同市の名前の公式な英語表記を、西洋人が以前から一般に用いてきた綴りであるMecca [ˈmɛkə] からMakkah [ˈmækə] に改めた。
古い書物やクルアーンなどでは、バッカとも記述された。
人口は2,385,509人(2022年国勢調査)。ジェッダから73 km内陸に入った、狭い砂地のアブラハムの谷にあり、海抜277 mである。紅海からは80 km離れている。
メッカは、イスラム教最大の聖地であり、祈りを捧げるところである。ムスリム(イスラム教徒)は一日に5回決まった時刻になると、メッカの方向に向かって礼拝を行う。あらゆるムスリムにとって、同地への巡礼「ハッジ」は体力と財力が許す限り一生に一度は果たすべき義務である。これは聖典クルアーン(Q 3:97)の記述を根拠とするもので、イスラム暦の第12月にあたるズー・アル=ヒッジャ月の8日から10日に行われる巡礼である「ハッジ」のことを指し、この期間には世界中からハッジの行事に参加するため巡礼者が集まる。その期間以外で随時個々に行われている巡礼「ウムラ」も多くのムスリムが財力や体力の許す限り行っているため、メッカとカアバの周辺には一年を通じて絶えず巡礼者が訪れている。ムスリムはマスジド・ハラーム(聖なるモスク。カアバを保護する)を地上でもっとも神聖な場所と考えている。マディーナと並んでイスラム教二大聖域(メッカ、マディーナを併称する場合、「2つの聖なる禁域」という意味で、アラビア語で「ハラマイン」とも呼ばれる)とされている。マディーナは2022年からムスリム以外も入れるようになったが、メッカは2023年現在でもムスリム以外の入場はできず、通じる道路の手前にある検問所より先に行くことができない。古くからムスリムに変装しメッカを訪れる異教徒がおり、中には処刑された者もいる。