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単語『離角』の詳細
離角
- よみ
- リカク
- 構成
-
離 (リ、はな-れる、はな-す)
角 (カク、かど、つの) - 画数
- 26 画 (19 画 + 7 画)
- 意味
-
離角(りかく)とは、位置天文学において、ある点から見た2つの天体のなす角度である。とりわけ「惑星の離角」と言った場合は、地球の中心から見た太陽と惑星のなす角度(地心真角距離)をさす。太陽と惑星の黄経の差と説明されることもあるが正しくない(一致しない)。
天体の位置を、基準点を中心とする天球上の経緯度で表した場合、天体1の経度・緯度を
(
λ
1
,
β
1
)
{\displaystyle (\lambda _{1},\beta _{1})}
とし、天体2の経度・緯度を
(
λ
2
,
β
2
)
{\displaystyle (\lambda _{2},\beta _{2})}
とすると、天体1と天体2の離角
p
{\displaystyle p}
は
p
=
arccos
(
sin
β
1
sin
β
2
+
cos
β
1
cos
β
2
cos
(
λ
1
−
λ
2
)
)
{\displaystyle p=\arccos \left(\sin \beta _{1}\sin \beta _{2}+\cos \beta _{1}\cos \beta _{2}\cos \left(\lambda _{1}-\lambda _{2}\right)\right)}
で表される。この場合の経緯度は、黄経・黄緯でも、赤経・赤緯でも良い。
天体1と天体2の経度が等しい(
λ
1
=
λ
2
{\displaystyle \lambda _{1}=\lambda _{2}}
)場合、上式の
p
{\displaystyle p}
は緯度の差に等しい。また、天体1と天体2の緯度がともに0度の場合、上式の
p
{\displaystyle p}
は経度の差に等しい。すなわち、太陽と惑星の離角が黄経の差と等しいのは、太陽と惑星がともに黄緯0度の場合に限られる。
2つの天体の地心視黄経の差が容易に0度になるのに比べると、離角が0度になるのは極めて稀である。なぜならば、離角が0度の時は視黄経も視黄緯も(あるいは視赤経も視赤緯も)どちらも厳密にピッタリ一致することが必要だからである。例えば、2012年6月6日の金星の太陽面通過において、金星は太陽との地心視黄経の差が0度になる合を迎えたが、離角の最小値(最小角距離)は約0.153度(約550秒角)でゼロにはならない。
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