「逃避」
トウヒ
構成する漢字
読み方
トウヒ
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。意味と使い方
先延ばし(さきのばし、英: procrastination)とは、ある期限までに達成しなければならない仕事を避ける事。これは人間の一般的な経験であり、日常の雑務や仕事の報告書や学業の課題の提出の遅延、約束の時間への遅刻、恋人と話しづらいストレスの持ち越しを含む。生産性と自尊心の低下が現象で、心理的要因として失敗への恐怖、完全主義、うつ病等がある。一方で、リスクやネガティブな結果をもたらす可能性のある特定の要求や、新しい情報を知る必要がある場合には、賢明な対応と考えることもできる。
現代の調査では95%の人が先延ばしをすることを認めており、過去40年間で先延ばしが自身の性格の特徴だと認知する人が急増している。世界中で20%超えの人がこのカテゴリーに分類され、その半分はほぼ常に先延ばしをしていると考えられている。そして、先延ばしは、ほぼ万国共通で見られ古代から言及がなされていた。マルクス・トゥッリウス・キケロは先延ばしを「忌まわしきもの」と呼び、神学者のジョナサン・エドワーズは「未来の時間に頼ることの罪と愚かしさ」を非難する長い説教をしている。遅延報酬によるハトの行動パターンの研究から、先延ばしは人間に特有なのではなく、数種類の動物でも観察される可能性があると示唆されている。鳩の間で「先延ばし」の明確な証拠を見つけた実験があり、ハトは簡単だが速く行うより、複雑だが遅く行う方を選択する傾向があると示している。
先延ばしは個人の性格とも関連しており、2004年に発表された勉学における先延ばしのメタアナリシスでは、ビッグファイブ性格特性のうち誠実性が最も効果量が大きく、負に相関していた。また、先延ばしの遺伝率は46%であり中程度の遺伝性を有しており、衝動性と遺伝レベルでかなり共有している。2007年に発表されたメタ分析によると、先延ばしの強い一貫性のある予測因子は、タスク回避性、タスク遅延、自己効力感、衝動性、誠実性とそのファセットである達成努力、注意深さ、自制力、秩序性であり、他には双曲割引なども関連していた。