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単語『射表』の詳細
射表
- よみ
- シャヒョウ
- 構成
-
射 (シャ、い-る)
表 (ヒョウ、おもて、あらわ-す、あらわ-れる) - 画数
- 18 画 (10 画 + 8 画)
- 意味
-
射表(しゃひょう、Range tables)または射撃表とは、火砲の照準を計算するために作成された数表であり、間接照準には砲の仰俯角を決定するのに必要不可欠である。
第二次世界大戦のころには射表は射撃管制装置に組み込まれ、砲弾の種類と(発射薬の量が調節可能な場合はその量も)距離を合わせると仰角を何度にすればよいか一目でわかるようになった。
実際は砲弾の種類ごとに表が必要であるため、使用頻度の少ない特殊砲弾などは組み込まれておらず、射表が添付されていることが多い。
現代ではコンピューターでの計算が普通になっている(アメリカ軍のM23 MBCなど)ため、砲兵教育の座学の授業や榴弾砲が緊急時に直接照準射撃を行うために備え付けてある場合などでしか見かけなくなっている。
射表を作成するためには弾道学と経験則に基づく微分方程式から、膨大な数値計算が必要でコンピュータの無かった時代にはその作成に非常に長い時間と多くの人手を要し、検算にも膨大な手間を要し射表の計算が火砲の開発期間に大きな比重を占めていた。
微分解析機は、種々の科学計算や技術・工学的な(微分方程式にもとづく)計算に応用できる機械式アナログ計算機であるが、射表の作成の効率化もその用途のひとつであった。それを高速化のために電子化し、またその原理がアナログであるための精度の限界の克服のためにディジタル化した機械がENIACである。
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