TWO-KANJI WORD
「夏后」
カコウ
01
COMPOSITION
構成する漢字
02
READING
読み方
読みの候補
カコウ
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。03
MEANING & USAGE
意味と使い方
夏(か、拼音: Xià、紀元前2070年頃 - 紀元前1600年頃)は、史書に記された中国最古の王朝。夏后氏ともいう。『史記』『竹書紀年』などの史書には、初代の禹王から末代の桀王まで14世17代471年間続き、殷の湯王に滅ぼされたと記録されている。なお『史記』では夏王の称号を「帝」としている。夏・殷・周を三代という。
夏が存在したとされる年代の遺跡としては、宮殿を持つ都市文化である河南省偃師県(えんしけん)翟鎮二里頭村で発見された二里頭遺跡が、炭素14年代測定法により、殷の建国(二里岡文化)に先行していることが確定しており、また後から力を伸ばした殷は、この二里頭文化を征服して建国し、文化を継承した形跡が見られる。したがって、これが史書に伝わる夏に相当し、炭素14年代測定法により、河南省偃師の二里頭村の二里頭遺跡や河南省新密市の新砦遺跡などに痕跡を持つ二里頭文化が夏の時代に相当する年代のものと確定している。
二里頭の都市文化は、文字の出土資料がなく、後世の概念である王朝・国家の性格を持っていたのかは不明である。中国では二里頭遺跡を文献史料が伝える「夏王朝」と同一視する研究者が多い一方、日本では遺跡と文献上の「夏王朝」を同一視することには慎重を期するのが望ましいとする見解が主流であり、日本の考古学者宮本一夫は「夏に当たる年代に政治勢力らしきものが実在した事」が証明された事が、史書で伝えられる「夏王朝が実在した事」を証明しえないと述べている。台湾在住の中国古代史学者の甘懐真(国立台湾大学)は、「夏王朝の存在は疑わしい」と述べており、中国の考古学者の中にも論文で二里頭文化に言及する際に「夏王朝」という単語に代えて、「夏文化」などの曖昧な表現を用いる研究者がいる。
04
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