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単語『卵菌』の詳細
卵菌
- よみ
- ランキン
- 構成
-
卵 (ラン、たまご)
菌 (キン) - 画数
- 18 画 (7 画 + 11 画)
- 意味
-
卵菌(らんきん、英: oomycetes)とは、ストラメノパイルに属する吸収栄養性(細胞膜を通して低分子有機物を吸収する)の原生生物の一群、またはこれに属する生物のことであり、その形態や生活様式は菌類に似ているが、系統的には全く異なる。微小な単細胞性のものから、発達した菌糸を形成するものまであり、菌糸は基本的に隔壁を欠く(図1)。セルロースを含む細胞壁をもつ。多くは、2本の不等鞭毛をもつ遊走子による無性生殖を行い、配偶子嚢接合による有性生殖を行う(図1)。栄養体は複相(染色体を2セットもつ)であり、配偶子嚢内で減数分裂を行う。海や淡水、陸上に広く分布しており、腐生性(生物遺体など生きていない有機物を分解して栄養を吸収する)、または陸上植物や藻類、動物などに寄生する。植物病原菌となるものが多く知られており、ジャガイモエキビョウキン(ツユカビ目)は19世紀にアイルランドでジャガイモ飢饉を引き起こし、多数の餓死者と北米への移民の原因となった。
100属1,700種ほどが知られる大きなグループであり、分類学的には、卵菌綱(学名: Oomycetes)にまとめられることが多いが、独自の卵菌門(学名: Oomycota)にまとめて複数の綱に分けることもある。菌類に似ているため、古くは菌類の中の藻菌類や鞭毛菌類に分類されていた。しかし卵菌と菌類は系統的に非常に離れており、この類似性は収斂進化によるものである。
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