TWO-KANJI WORD
「下肥」
カヒ・ゲヒ
01
COMPOSITION
構成する漢字
02
READING
読み方
読みの候補
カヒ、ゲヒ
各漢字の音読みを機械的に組み合わせた候補です。実在する語の正式な読みを保証するものではありません。03
MEANING & USAGE
意味と使い方
下肥(しもごえ)は、人間の糞尿を腐熟させ、肥料としたものの、日本における名称である。窒素・リン酸・カリウムをふくむ即効性の液肥として、昭和期までの農業において日常的に用いられていた。
起源は定かではないものの、おおむね室町期にはすでに用いられていたと考えられている。近世に入り、都市人口が増加すると、近郊農業に有用な肥料として金銭取引の対象となり、その取引価格をめぐって争議が起こることがあった。長らく、下肥を汲み取る農家や業者は、実質的に都市の屎尿処理を担っていたが、近代に入り都市人口が増加すると、その供給が肥料としての需要を上回るようになった。下肥の利用は戦後まで続いたが、化学肥料の入手が容易になったこと、寄生虫のリスクが問題視されたことを理由に、衰退していった。
下肥に関連する習俗は各地の農村に存在した。また、下肥はしばしば落語や俳諧といった、近世芸能の題材として用いられた。
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